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新入荷したツンダップ175は実は以前店で電装をCDI点火に改造して金沢へ送った物、今回縁あって戻ってきました。
このKS175は純正のミニカウルが付い手織り、エンジン全体が水冷式の珍しい物でエンジンユニットはラバーマウントされマフラーごとユニットで動くようになっています。これはビクトリアスイングKR21と同じですね。年式は新しいのでメーカのロゴを見ないとツンダップとは分かりません。ヘットだけを水冷にしているKS50は世界的に有名ですが175は今までいろいろ見てきましたが初めて見ました。
私の所へ来たのはいつも通り「エンジンが掛からない、なんとして」のSOSから始まったのです。色々やりましたがコイルが古くてダメ(本当はもっとダメだらけでオーナーは結局諦め私の所で買取りました。コイルの巻き直しは職人がいないし出来ても信頼性が今一つ、と言う事でお得意のミニバイクのCDIを移植する事にしました。が、このマシンのクランクケースが異常に小さい(50CC並み)と言う事で散々苦労した挙句何とか取付、キックい~発で掛かるし常時点灯だしウインカもホーンもちゃんと作動する(皆さん、そんなん当たり前やん!と思っていませんか?旧車の世界では完品で乗っているオーナーの方が少ないかもしれないのです)事になったのです。
ガソリンは混合で20対1と昔のラビットと同じですね。
近々ホームページにアップしますので見てください。
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