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なんで大袈裟な標題とお思いかもしれませんが、「改造された車両の車検通過は大変」なのです。
コーチャンはこの間1か月かけてこの昭和49年登録のBMWの車検整備をしてきたのですが、
エンジン載せ替えによる電装系の改造が摩訶不思議な事になっており(形式違いの電装がそっくり組み込まれていました)この解明から進めなくてはなりません。
キャブレターも変わっておりこの調整も普段のデータ通りではダメです。
注文で届いたフォークブーツ交換、タンクマウントラバー交換、バンパーと干渉している部分の対策、各種オイルの点検交換(BMWはシャフトドライブなので交換場所が多い)車検に通りにくい原因となるヘットライトレンズ内の帽子の取外しと光軸合わせ(これが功を奏しヘットライトテスターは一発合格)等車検に対応する整備は時間がかかるのです。
一番悩み困ったのはキルスイッチの機能の回復でした。オリジナル配線は使えず(変な事象が起こる)新たにトルグスイッチの新設で対応する事に決まったのは4時間以上思考錯誤の末でした。結果コーチャンは又、タンクを取り外し配線を改造していました(作業終了時刻午後11時)。
こんな事の繰り返しでしたが昨日やっと普通に(これが大切)車検に合格し登録をすることが出来ました。
オーナーにはだいぶ待たせてしまいましたがやっと喜んでもらえそうです。
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